⽇本HPの新製品情報をお届けするWebマガジン BP Navigator HP LIMITED EDITION

「MADE IN TOKYO」の高品質な製品をタイムリーに供給する日本HP
東京ファクトリー&ロジスティックスパークの先進性

9つの項目を従業員などに周知徹底することで 新型コロナウイルス感染防止対策をいち早く実施

2020年に新型コロナウイルスの感染が世界規模で拡大。しかし、日野工場は、2020年2月の時点で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をいち早く実施し、その影響を最小限にとどめることに成功している。具体的には、HPのパンデミック対策のグローバルなガイドラインに、日本HPの危機管理委員会が国内独自の対応策を付与し、以下の9つの項目を日野工場の従業員、さらに生産と物流に携わる協力会社や仕入先に周知徹底して実践している。

  • ① 海外在住者の施設内への立ち入り自粛
  • ② 海外帰国者は、症状がない場合でも帰国から14日間施設内立ち入り自粛
  • ③ 発熱者、体調不良者は施設内に入らず、自宅休養
  • ④ 出社時、退社時の検温、また出社時にアンケートを実施し、記録は一定期間保持
  • ⑤ 出社時の手洗い、アルコール消毒の徹底
  • ⑥ マスク着用の推奨
  • ⑦ 感染発生時は保健所指示に従い、該当者の2メートル範囲にいた者は自宅待機とする
  • ⑧ シフト交代時は1.5 時間空け、日勤夜勤のオペレーターが同時にいることを避ける
  • ⑨ 倉庫と生産ラインを移動するオペレーターはフェイスシールド着用
新型コロナ感染拡大防止対応(東京ファクトリー&ロジスティックパーク)  

特に⑧項目目が重要なポイントだったという。日勤と夜勤のオペレーターが交代する時間帯は、日野工場の更衣室が、かなり密になるからだ。そこで、日勤のオペレーターが着替えて退社するまでと、夜勤のオペレーターが出社して生産ラインに入るまでの間は、必ず1.5時間の待機時間を設けるように配慮した。その後、生産ラインやオペレーターの間に飛沫対策シートを敷設するなど、さらなる感染防止対策に努めている。

現在は、グローバルなサプライチェーンの見直しも行っている。これまで一つの国で調達していた部品を複数の国に分散させることで、新型コロナウイルスのような危機的状況に陥っても、供給体制を維持できるようにすることが狙いだ。

「日野工場は、国内向けのデスクトップPCとワークステーションはほぼ100%、ノートPCは全体の80%を生産しています。出荷量の少ない一部の製品は、低コスト化を図るために海外で生産していますが、それ以外は全て『MADE IN TOKYO』です。そのため、信頼性の高い製品を、自信を持って供給できることが大きな強みです」(近藤氏)